超低温ショックフリーザー



リキッド式に負けないスピードで急速冷凍 フードロス削減とおいしさキープ
リキッド式に負けないスピードで急速冷凍 フードロス削減とおいしさキープ
超低温ショックフリーザー

超低温の冷凍能力と低風速環境で
冷凍の高品質化を実現
食材の鮮度保持を実現する、 -70℃の超低温の冷凍能力。
急速冷凍による氷結晶サイズの成長抑制で、 解凍後の食材からのドリップを抑えます。 当社独自の送風機構により、 庫内の低風速化を実現し、食材の乾燥を抑えます。
20分以内で凍結、ドリップや品質劣化ほぼ無し。


環境試験器の世界トップメーカーエスペックが開発
最先端技術で業務効率を改善

航空機関連の品質評価でも使用されている、 自社製二元冷凍システムを採用。 また、扉開閉時の庫内の温度上昇を抑制する機構により、 急速冷凍工程の時間を短縮化しています。※特許出願中 低GWP冷媒への対応もしています。(オプション)



-70℃~+100℃ 幅広い温度帯
冷凍から、保管、解凍、再加熱まで1台で完結

-70℃ ~ +100℃という幅広い温度帯のプログラム運転が可能なため、 急速冷凍⇒保管⇒解凍⇒再加熱といった工程を、1台で自動運転可能です。 また、庫内清掃後の高温乾燥運転も可能です。




未来の冷凍食品開発への貢献
冷凍食品の輸送時や保管時(ショーケース等)の 温度変化状況の再現や、試作品研究などの際に、 自由度の高い使用ができます。
真の美味しさを追求する冷凍加工技術の開発は これからも進歩していきます。 次世代の冷凍食品開発に貢献します。
急速冷凍事例 01
生イクラの急速冷凍(冷凍温度による劣化度合の評価実験)
生イクラを冷凍すると、臭みが出たりパサついたりし風味が低下します。
そこで、生イクラを各種温度で冷凍した実験を行いました。一晩冷凍したイクラを解凍し、膜が破れてドリップが出てしまっているものをNG 品としてカウントしました。
温度帯ごとのOK率

※「-70℃ コンタクト」はオプションのコールドプレートを使用


急速冷凍事例 02
青果物の急速冷凍(冷凍温度による新鮮度合の評価実験)
キウイ・きゅうりを冷凍すると、水分が膨張し、細胞壁が破れるため、解凍後は食感が柔らかくなり、シャキシャキ感が失われます。
色が変わることがあり、風味も少し落ちることがあります。
キウイ・きゅうりを「-20℃」と「-70℃」で冷凍し、見た目と食感の変化の実験を行いました。

解凍後

ドリップも少なく、 フレッシュな食感をキープ

解凍後

ドリップも多く、 ブヨブヨした食感に
急速冷凍事例 03
素材別の急速冷凍時間
温度が低いほど、最大氷結晶生成帯の通過時間が短くなり、素材へのダメージを抑えます。



超低温ショックフリーザー(USF-100)
温度設定範囲 | -70℃ ~ +100℃ 4.3インチカラー液晶、タッチパネルによる簡単設定 |
電源 | AC200V 3Φ 15A |
庫内容量 | 102L(1/1ホテルパン×5段搭載可) |
外形寸法 | 幅:1140㎜ × 高さ:1275㎜ × 奥行き:659㎜ |
製品質量 | 185㎏ |
消費電力 | 780W(50/60Hz)温度降下時 |
装備、 警報など | 風速可変、芯温モニター、 ネットワーク(LANポート)など |
エアブラスト冷却利用時

コンタクト冷却使用時(オプション)

オプションのコールドプレートを槽内床面に設置することで、コンタクト冷却としても使用できます。 通常のエアーブラストよりも、さらにスピーディーな冷凍が可能です。
テストキッチンのご案内
エスペック神戸R&Dセンターには、「超低温ショックフリーザー」や「減圧低温加熱調理器 ヴィードプロ」などを使用可能なテストキッチンを設置しております。 メニュー開発や実機見学をご希望されるお客様は是非お越しください。
